Lesson1
若返りシャンプー法
正しいシャンプーは、髪を美しく保てるだけでなく、頭皮環境の改善や抜け毛やフケの予防にもつながります。はじめはヘアブラシが引っかかって時間がかかってしまっていた方も、良質なシャンプー剤と正しいシャンプー方法をすることで指通りの良い滑らかな髪に導いてくれます。シャンプーは髪の汚れを落とすためのものだけでなく、「頭皮を洗うためのもの」なのです。
*サロン・ド・リジューでは、オリジナル製品の「 H&Aシャンプー 」のご使用をお勧めします。

1.シャンプーの前にブラッシングをして髪のもつれをほぐす
シャンプー前に動物毛のブラシで軽くブラッシングします。髪表面のほこりをとり、もつれをほぐし、頭皮の汚れを浮き上がらせます。髪が絡まりやすい方は、毛先からゆっくりもつれをほぐしてください。無理にブラシを通そうとすると、逆にキューティクルを傷つけ、髪にダメージを与えたり、抜け毛の原因になってしまいますので、注意しましょう。

2.30℃~40℃ぐらいのお湯で しっかりすすぐ
まずはじめに、38℃から40℃くらいのお湯でしっかりと髪と頭をすすいでください。すすぐときは、あまりごしごしせず、手ぐしをするような感覚でお湯を髪に通してください。 事前に髪表面の汚れを流すことで、その後のシャンプーの泡立ちもよくなります。

3.シャンプーを2回に分けて、 頭皮をしっかり洗う
サロン・ド・リジューでオススメしているのは、2回に分けて行うシャンプー。 1回目は、軽く髪表面の汚れを落とし、2回目で頭皮をしっかりマッサージしながらシャンプーをします。 2回目のシャンプーの時、シャンプーの量が少なくても泡立ちが良くなり、シャンプー時に発生する髪と髪の摩擦を最小限にし、髪を労わりながらしっかり汚れを落とすことができます。 ※シャンプー剤は直接頭皮に付けるのではなく、適量を手の平に取り出し、頭皮と髪になじませましょう。

4.指の腹で頭皮を揉むように 全体をザッと洗う
【シャンプー1回目】
まず、シャンプーを手の平に取り出し、両手でなじませ、髪・頭皮全体にシャンプー剤をいきわたらせてから、指の腹を使って、頭皮をもむように洗います。 1回目のシャンプーは、2回目のシャンプーのための準備なので、泡立ちが悪くても気にせず、サッと洗い、38℃から40℃くらいのお湯で泡が全体的になくなるまで軽くすすぎます。

5.頭皮マッサージをしながら 2回目のシャンプーを行う
【シャンプー2回目】
2、3、と同じ要領で、シャンプーを髪の毛になじませていきます。シャンプーの基本である頭皮を洗うことに着目し、頭皮マッサージを兼ねたシャンプーを行います。指の腹でつまむ感じで、前頭部・側頭部・後頭部それぞれを下から上へジグザグにマッサージします。 ※この時、 スカルプブラシ(別売り)を使用することに より、よりマッサージ効果が得られます。

【マッサージ方法】
①側頭部からスタートして、耳上から上に向かって「つまみ上げマッサージ」後頭部まで、おおよそ3パート位に分けて行いましょう。そして頭部全体を大きく回しましょう。
②親指以外の4本の指を使って、頭頂部を「ジグザグマッサージ」髪の分け目の部分の両サイドに指を腹を当てて、ジグザグとマッサージしましょう。
③うなじに親指を当て、その他の指で後頭部全体をグッーとつかむように、「つまみ弾くマッサージ」 徐々に頭頂部まで移動させながらマッサージしましょう。

6.泡を乗せたまま3~5分放置し、泡パックを行う
泡が髪の毛全体にいきわたるようにして、3~5分ほど放置してください。シャンプーの泡で泡パックすることにより、ダメージがあるところから泡が浸透し修復します(※ H&Aシャンプーに限ります)。 そのため、ダメージのある部分から泡が消えていきます。リングコームで髪の毛全体をコーミングするとよりキューティクルが引き締まり、仕上がりがなめらかになります。

7.十分なぐらいしっかりと シャワーで泡をすすぐ
2回目のすすぎは、シャンプー所要時間の2倍位をかけるイメージですすいでください。洗浄剤が頭皮に残っていると、頭皮のダメージにもつながるので、しっかりとすすぐことが大切です。 また、しっかりすすぐことで、トリートメントの効果が変わってきます。
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